2008年06月16日

Perfume「GAME」

いろんな意味でブームに乗り遅れてしまいました・・・。

        Perfume「GAME」

元々、ブレイクする前から目をつけていたんですが。TUTA
YA
「リニアモーターガール」を聞いて気に入ったんですが。
(結構面白いテクノポップだなと)
忙しい日々を過ごしているうちにブレイク&各種メディアに
進出していっている事に非常に驚いてしまったんですが。
で、このアルバムで初めて「ポリリズム」をフルにきちんと
聞いたんですが、その感想はというと"CMの力って凄い!!"
と。サビだけを聞いていると、"クラブフロア直結なサウンド
だけど、ポップスとしても充分通用する"と思っていたんです
が。まったくポップさを感じなかった事にびっくりしました!!
これほどまでにCMの凄さ(公共広告機構かな?)を感じたの
は久しぶりでした。(クラウドの人達が好みそうな感じだなと)
その一方で去年の「サマーソニック」「COUNTDOWN JAP
AN」
にて、会場を湧かせたという記事を読んだ事があるんで
すが、納得してしまいました。
(ちなみにこの頃、Base Ball Baerの小出祐介が、Perfume
の3人に、Perfumeの魅力を熱く語っていたのを、小出祐介
のblog[その当時のblogは閉鎖したみたいで]に掲載されて
いました)

で、このアルバムを聞いた感想はというと、1番最初に書い
た通り"クラブフロア直結なサウンドだけど、ポップスとして
も充分通用する"アルバムに仕上がっていると思ったんですが、
あまりにもポップス寄りというか、分かりやすすぎるサウン
ド・メロディーラインが多かった様な?(「ポリリズム」
降にリリースされた「マカロニ」「Baby Cruising Love」
あと、ポップスとしても突き抜けていないし、クラブサウン
ドとしての尖り方も今ひとつだし・・・。
「ポリリズム」以外で個人的に満足したのは、2曲目の「pla
stic smile」
「Butterfly」「Twinkle Snow Powdery Sn
ow」
のラスト前2曲だけでした・・・。ポップさを否定する
気はないんですが、メロディーラインが単調なのと、サビに
パンチがないのが非常に気になってしまいました。(これは
中田ヤスタカの問題なのかもしれないんですが)

このアルバムを聞いた後、Purfumeの今後に期待というより
かは、今後どういう立ち位置になるんだろうか?と。Purfum
e
の3人は自分達の事を"アイドル"だと認識しているみたいな
んですが、むしろプッシュアップしているのは、サブカル系
&ロック雑誌の様な気がするんですが?(その一因に中田ヤ
スタカ
の存在があると思うんですが)そして、いろんなファ
ンが混在しているんだろうなとも。次にリリースされるシン
グルは、また違った意味で勝負曲になるんだろうなと。(ロ
ックリスナーに的を絞るのか、同年代の同性に好かれる方面
に行くのか?もしくはライブ会場での主力になっているであ
ろう大きなお友達向けに行くのか?)

歌声にエフェクター処理(かな?)をした感じの歌声になっ
ているんですが、3〜5年後に(多分)やってくるであろう
ソロ活動の時、どうなるのかな?と。テクノサウンドに合う
様に、情感を込めない淡々としたクールな歌声で歌っている
様に思うのですが、これエフェクター処理外した時、どうな
るのかな?と。
あと、個人的には天才菅野よう子「トライアングラー」
坂本真綾との黄金タッグが復活しましたね!!)とやってみ
て欲しいなと。今のPerfumeの3人だったら、菅野先生との
相性は抜群!!だと思うんですが?ハードSな菅野先生のメロ
ディーラインをPurfumeの3人が歌う姿を思い浮かべると、
思わずハァハァものなんですが。(というより「ヘミソフィ
ア」
カバーしてもらえるのが1番てっとり早いんですが)

最後に「ポリリズム」のライブ映像をどうぞ。




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ラベル:Perfume 音楽 music
posted by cozey at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽(レビュー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする