ハードコアヒップホップユニットとJ-POPの巨匠とのまさ
かのコラボレーション。(本当はもっと早く書きたかった
んですが、季節外れになってしまった・・・。)
LGYankees feat. 小田和正「Dear Mama」
最初「JAPAN COUNTDOWN」で見た時はびっくりして
しまいました。何故ハードコアヒップホップ勢が小田さん
をフィーチャリングしているのかと。そして曲後半では小
田さんがラップ風な事をやっている事にも驚いてしまいま
した。
曲の方は母親に対する産んでくれた事に対する感謝と、今
まで迷惑をかけてきた事に対する詫び。これからに対する
決意表明を。いわゆる自分史的な歌詞だとも思うんですが、
ハードコアヒップヒップでここまで自分の内情をさらけだ
したのはあんまり聞いた事がないです。今まで私が聞いて
きたハードコアヒップホップというものは、とても攻撃的
で日本の音楽シーンに挑んでいくかの様なリリックが多い
印象があります。
ラップミュージックは日本の音楽シーンに根付いたと思う
んですが、ZEEBRA以降ハードコアヒップホップ勢がチャー
ト上位(オリコンシングルチャート[初登場]20位以内)
に進出できない1つの要因として、ハードコアヒップホッ
プ特有の"俺が、俺が"感とでも言えばいいんでしょうか?そ
ういう物がいわゆる一般リスナーに煙たがれているのかな?
と思った(DABO・S-WORDあたりはブレイクするかな?
と思ったんですが)んですが。
私のヒップホップにおける知識が少ないからかもしれない
んですが、こういう自分自身の内情をここまで表現したハー
ドコアヒップホップを聞いたのは初めてだし、いづれヒッ
プホップクラシックになっていくんだろうなと。(こうい
う系統の(母]親に対する感謝の曲を他に挙げろと言われ
ればK DUB SHINE「今なら」とケツメイシ「ファミリア」
ぐらいしか思い浮かばなかった)
それにしても小田さんってヒップホップ勢と絡むの好きだな。
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