今年の「世界選手権」を制したのはキム・ヨナ選手でした。
点数はISU公認試合では初めての200点超え(207.
71点)を達成しました!!
正直言って
昨日のショートプログラムを観ていないので何
ともいえないんですが、今日のフリーの演技を見ると、"7
6点台は理解できるな"と。ジャンプ・スピン・振り付けが
すべてレベルが違うというか、本当に完璧というか。ジャ
ンプは打点とキレがあるし、スピンは軸はしっかりとして
いて回転が早い。振り付けは情感たっぷりで見るものを惹
き付ける物があるんです。今日のキム・ヨナ選手の演技は、
演技ではなく1つの完成された商品の様にしか思えなかっ
た!!演技を見ている途中で"これは200点行くな"と確信
してしまったし!!本当はもっと素直に賞賛したいんです
けど、キム・ヨナ選手サイド(もしくは韓国メディア?)
から発信された「6分間練習での進路妨害」ネタがあった
のでちょっと・・・。本当はアジア人でも表現力で勝てる
事を証明してくれた事を讃えたかったんですが・・・。
2位はジョアニー・ロシェット選手。1番印象に残ったの
はジャンプが異常な程キレがあった事。演技自体にキレが
あったんですが。最初の"3回転ー2回転ー2回転"のコンビ
ネーションジャンプのキレは心の中で思わず"すげぇ〜"と叫
んでしまいました!!キレがありすぎて"トリプルルッツ"を
ステッピングアウトを取られてしまったんですが。
3位は安藤美姫選手でした!!もしかしたら、今日の演技
がミキティのベストアクトなのかも!?と思ってしまいま
した。キレがあるジャンプ・滑らかなスケーティング。個
人的には曲調がスローなった時の最初の振り付けが、とて
も良かった!!きちんと止める所は止めて、魅せる所は魅
せるみたいな。まさかミキティの演技でここまで魅せられ
るとは思いませんでした。
そして4位は浅田真央選手でした。表彰台を逃したのは、
シニア本格転向後初ですか・・・。序盤の"トリプルアクセ
ル"からのコンビネーションジャンプは決めたんですが、2
回目の"トリプルアクセル"を回転不足(多分)&転倒してし
まいました。あとですね、演技全般においてシーズンの疲
れがあるという所を差し引いても精彩がなかった気が?真
央ちゃんの演技って、優雅で気品溢れる感じという印象が
あるんですが、今日の演技からはそういうものを一切感じ
られなかった・・・。
カトリーナ・コストナー選手の演技はえらい事になってい
ました。完璧な演技をしたキム・ヨナ選手の後だったから
かもしれないんですが、ほとんどのジャンプが1回転にな
っていました・・・。衣装はとても(白鳥を彷彿とさせる
様な)良かったんですけど。
「欧州選手権」を制した、ローラ・レピスト選手は、しな
やかな演技とダイナミックな"ストレートラインステップ"
が印象的でした。
そして村主章枝選手は8位でした。演技を見ていないから
分からないんですが、点数的にはこんなもの(164.5
8点)なのかなと。
表彰式での国歌が流れている時のキム・ヨナ選手の目から
涙が流れていました。優勝して感慨深かったんだろうなと。
なんかチマチョゴリを着ている風に思えました。
今日の「世界選手権」を見た限りでは、来年の「バンクー
バーオリンピック」は、キム・ヨナ・真央ちゃん・ロシェ
ット選手が軸となった争いになるのかな?と。この大会で
ロシェット選手が190点台を叩きだした事はかなりの自
信になったのでは?これで、キム・ヨナ・真央ちゃんと同
じ土俵で戦える事になりましたから。
真央ちゃんが4位になって、ある意味喜んでいるのは
テレ
ビ朝日かも!?今年の「グランプリシリーズ」のレギュレー
ション(確か「世界選手権」の表彰台に上がった選手は、
同じ大会には出られないでしたっけ?)が同じならば、来
年の「グランプリシリーズ」はどこかの大会で
浅田真央 vs キム・ヨナ
の対決があるはず?テレビ朝日はハァ、ハァものですね(爆)
最後に、表彰台でのキム・ヨナ選手の涙を見ていると、も
しかしたら「世界選手権」が1つのゴールになった気がし
ます。そこから「バンクーバーオリンピック」に向けて新
たなスタートが切れるのか?もしくは気持ちが切れてしま
うのか?どっちなんでしょうかね?(あの涙を見た限りで
は、もしかしたら・・・。)
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