2009年06月04日

Amika「会えない事になった日」

こちらが第2弾です。

      Amika「会えない事になった日」

会えない事になった日

前作「揺れる光ない海の底」からと比べると、Amikaの描
く詞世界が、いわゆるポエム調から歌詞の枠に収まってし
まった感じになってしまったのが、正直残念だったんです
が。あと歌声自体も穏やかというか、尖っていたものが丸
くなったという印象を受けました。ただそれでもAmika
特の詞世界・言語感覚は健在なんですけどね。とても印象
的な歌詞は「オレンジの匂い」



(こちらはシングルVer.。アルバムに収録されているのは
もうちょっとアコースティックテイストな感じ)の2番の
歌詞「海辺にいるみたい 潮が満ちてくるほど あなたに
会ってから その深さに驚くの」
という部分、そして私がA
mika
の曲の中で1番好きな「愛情」愛情という言葉の使い
方(こういう使い方があったのか〜)に感心した部分もあ
る(「情よりも愛がいつまでも強くありますように」)ん
ですが、それ以上に1番の出だし部分の歌詞「一体いつ 
この胸に あなたは種を植えたのだろう 肺と肺の隙間を
伝って この気持ちの芽が出てきてしまう」
という所。こ
の歌詞を聴いての感想はいろんな意味で負けてしまった!!
と思ってしまいました。今まで私は歌詞に対して"フレーズ
とフレーズの組み合わせ"なんだろ!?的な感じに思ってい
たんですが。本当に「愛情」という曲は、素直に"この歌詞、
すげぇ〜"と思ってしまいました。それにしても、この「気
持ちの芽が出てきてしまう」
という歌詞は、本当に凄いな!!
と。普通は「いつの間に私はあなたの事を気になりだした
のだろう?もうこの感情を抑えきれなくなっている」みた
いな表現を用いてくる気がするんですが?
そして個人的に現時点で大作なのでは!?と思っている
ラストデイ」
この曲は、恋人とのとても幸福な関係を築い
ている彼女が"あなたとの最後の日は・私に訪れる最後の日
は"こんな感じになってほしい・してほしいみたいな感じの
歌詞の内容を穏やかで優しい歌声で歌っているんですが、
これがとてもドラマチックなサウンドと絶妙なハーモニー
を奏でているんですよ!!で、ラストはどんな感じで締め
てくるのかな?と思ったら、ラスト2行くらいの歌詞で、
少女マンガでいう「夢オチ」の様な状態に。この歌詞もま
た違った意味で凄いなと。まさかのちゃぶ台返しだったので。

Amikaの曲で印象的なのは、「ラストデイ」の様な幸せの
絶頂にいるのに、ふと最後の事を思い浮かべているパターン。
あとは、2人称の会話を1人称で歌ってしまっているパター
ン(「ビール」)の2つです。

Amikaはこのアルバムリリース後、事務所・レコード会社
と契約満了。その後都内を中心にライブ活動をしていたん
ですが、2006年辺りから闘病生活(?)をされている
様で。(ちなみに契約満了後、シングル「大きな月」ライ
ブビデオ「Amika 2003 1027」をリリース)

早く元気になって欲しい。そして音楽シーンに戻ってきて
欲しい!!という願いを込めて、Amikaがリリースした2
枚のアルバムをレビュー(もしくは紹介)してみました。
Amikaしか描く事が出来ない独特な言語感覚な歌詞をまた
堪能したい(出来ればライブも)です。




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ラベル:Amika 音楽 music
posted by cozey at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽(レビュー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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