約2年振りのアルバムです。
Dragon Ash 「MIXTUBE」 各ロック雑誌で
降谷建志 が「最前線に戻る」という発言をし
ていたので、各ロック雑誌&タイトルの
「MIXTUBE」 を見て
思った事は"
Kj が帰ってくるんだ "と。前作
「FREEDOM」 でラ
テンミュージックの力で新たなる初期衝動&暴力衝動を取り
戻した
降谷君 の向かう先はやはりこちらだったかと。
アルバムの出来としては、最前線に戻ってきたというだけあ
って
「LILY OF DA VALLEY」 を彷彿とさせるものがあると。
違いがあるとするならば
「LILY OF DA VALLEY」 は、革命
に成功した祝祭感&バンドとして勢いに乗っている・脂が乗
っている時に収録されていたものだとしたら、
「MIXTUBE」 は、ある意味でYoung Rock Bandと書けばいいのでしょう
か?を励ましている&フックアップしている感じの印象を受
けたんですが。あとこういう事を書いたら変なのかもしれな
いんですが、パンキッシュな感じだった事にちょっとびっく
りしてしまいました。
あとは
「ROCK BAND」 は名曲だと思います。最初ざっと聞
いた時は、"これは
鼻息荒いシマウマさん (懐かしい)のファ
ンの皆様がまた騒いじゃいそう"と思ってしまったんですけど。
ちゃんと聞くと、ハードコアなHIPHOP MCには書く事が出
来ない、ROCK BANDをやっている人間だからこそ書ける(
1人でも多く自分達の曲が届いてほしい想いと書いた方が正
解かな?)歌詞・そしてパンク・コア系の人間だったら、書
けて英詞(日本語だと青臭くなって歌うのが恥ずかしくなっ
てしまうからだろうけど)だろうなと。良い意味でROCKと
HIPHOPの狭間な曲だなと。
個人的には
降谷君 のverseで、
「未来は俺らの手の中」 という
歌詞が出てくるんですが、この歌詞を聞いた時に思った事は
降谷君にとっては、
甲本ヒロト ・そして
THE BLUE HEARTS はセピア色ではなく、今でも憧れのROCK BAND&背中を追
いかけているのかな?と思いました。
あと個人的に好きなのは、文字通り"反抗"という言葉が非常に
似合う
「REBELS」 そして
降谷君 のメロディーメーカーとし
ての才能が十二分に発揮されている、とても美メロな
「ECO NOMY CLASS」 個人的には良いアルバムだと思いました。ある意味で現行の
音楽シーンに反抗の旗を掲げている感じが好印象です。
ただその一方でですね、
ZEBBRA に
「公開処刑」 された後に
このアルバムをリリースして欲しかったという想いがあるん
ですけどね。曲単位で見ればアンサーにはなっていないけど、
アルバム全体で充分にアンサーになっていると思うんですけ
ど。(Dragon Ash自体、年輪を重ねて&進化を遂げてこの
アルバムが産まれたとは思うんですが。あとこの場所に帰っ
てくるには、それ相応に乗り越えなければいけない物があっ
たんだろうなと)
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posted by cozey at 23:12|
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