本当に久しぶりとなったアルバムです。
ACO「devil's hands」
前作「mask」から4年ですか。配信シングルを聴いて思った
事は、"ACOが歌の世界に帰ってくる"と。期待していたんで
すが。全体を聴いた感想はというと、確かに"歌の世界に帰っ
てきた"んですが、エレクトロニカから帰ってきたACOは、か
つての"R&BDIVA"ではなく、あえて書くとするならば"ROCK
QUEEN"になってしまったと書いた方が正解かもしれない。
1曲目となった表題曲の「devil's hands」は"本当に帰ってき
たんだ〜"と感激してしまったんですが、そこから中盤までの
曲を聴いていると、思わずジャケットを見返してしまいまし
たよ!!"これは本当にACOなのか!?"と。
終盤の2曲「bloodyなfantastic」「MY DEAREST FRIEN
D」はエレクトロニカ調なんですが、上手い事ACOの歌声と
調和を果たしていると思います。
私が好きなのは、旋律がとても奇麗なバラード、表題曲の「
devil's hands」いわゆる猫目線で飼い主様に愛を誓う「のら
ねここ」そしてタイトルとは裏腹に頭の中で浮かんだ映像は
物凄くモノトーンだった「バラ色の世界」
ロックのダイナミズムを借りて、歌を唄う悦びを高らかに表
現している様に思いました。
あとですね、この作品&この頃のライブのサポートに中尾憲
太郎(ex:NUMBER GIRL)がいるみたいで。自身のバンドは
どうなった!?ナカケンとだけ書いときます。
最後にですね、このアルバム聴けば聴く程味が出てくるタイ
プの様に思えてきた。かつての"美メロ、軽エロ"なアルバム
とはまた違ったダイナミズムな感じ(もしくは情念)が好みです。
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