2009年01月05日

「2008年、ベストアルバムランキング」

2008年のベストアルバムを発表したいと思います。
年はえらい遅い時期
にやってしまったので、今年はなるべ
く早くやらなければと想い頑張ってみましたよ!!

1位はミドリ「あらためまして、初めまして、ミドリです。」
久しぶりにアルバムを聞いて衝撃が走ってしまったという
か。初めて聞いたのは「JAPAN COUNTDOWN」の5月度
のオープニング曲が「ゆきこさん」だった所からなんです
が。基本的に私がCDを購入する時って、まずは「TUTAYA」
でレンタルしてきて、その後気に入ったら購入するのがパ
ターンなんですが。こういう風にテレビから流れている曲
を聞いて、まさかアルバムを購入する日がやってくるとは
想いもしませんでした。そこまでして購入してきたミドリ
のアルバム、全体的にパンク・ジャズ・民謡がぐちゃぐち
ゃに入り交じっている様に思いました。あとそのサウンド
に乗せて歌うVo.の後藤まり子の狂気さが凄まじいと思って
しまいました。一度ライブを観てみたいと思うんですけど。
久しぶりにロックの枠を突き破りまくりなアルバムを聞い
た気がします。

2位はfaith「faith」このアルバムを聞き終わった時、心
の中で思わず勝ちどきを挙げてしまいましたよ!!本当に
『やっと、やっと』という気持ちで一杯でした。faithにも
自分自身にも"よく頑張った!!"と誉めてあげたいくらい。
この「faith」というアルバムで、ようやくfaithのキャッチ
コピー「Classic meet HipHop」が堪能できたなと。それ
までのアルバムは、クラシックとヒップホップが逆方向に
矢印が向いていて、コンセプトは良いんだけどやっている
内容が・・・、だったんです。 まだ見ぬ「Classic meet
HipHop」
を堪能したいと思っていたら、フィギュアスケー
トの高橋大輔選手の2007ー2008年シーズンのショー
トプログラムの演目が「白鳥の湖」のヒップホップVer.



なんですが、このサウンドを聞いた時"「Classic meet Hip
Hop」
の1つの到達点だな"と思ってしまったので、どうす
るんだ!?faithと個人的に非常に気になっていたんですが。
この「faith」というアルバム、クラシックの気高さ、気品
さ、高貴さ・ヒップヒップの野蛮さ、獰猛さをポップとい
うキャッチーさで上手い事繋ぎ合わせている事に感動しま
した。RAP担当のJAMのラップがバイリンガルな感じがあ
んまり好きではないんですが、やっとfaithのキャッチコピー
「Classic meets HipHop」の形が見えた感じのするアル
バムでした。

3位は毎年の事ながら悩んでしまいました。候補としては
ZAZEN BOYS「ZAZEN BOYS4」VOLA&THE ORIENT
AL MACHINE
「Halan'na-ca Darkside」THE HEAVYMA
NNERS
「THE HEAVYMANNERS」が私の中でノミネー
トされたんですが、後半の伸びでこちらにしました。

3位は柴田淳「親愛なる君へ」を挙げたいと思います。前
記に表記したアルバム3枚がジャンルこそ違えどカテゴリー
的には刺激物(インパクトが強いというか、非常に癖があ
ると表現した方が正しいのか)なのに対して、「親愛なる
君へ」
は、とても良い意味で地味なアルバムという印象で
した。前記3枚は聞いていくたびに、その刺激に慣れてい
くのに対して「親愛なる君へ」は、聞けば聞く程味が出て
くるとでも言えばいいのでしょうか?もっと的確に書くと
するならば"スタンダードな強み"が私の中で増していって、
結果的に前記3枚を凌ぐ結果になったのではと。
「親愛なる君へ」個人的には「ため息」以来当たりなアル
バムだと。「ため息」以降のアルバムはどこかで1曲、チ
ャレンジした感じの曲(オルタナティブロックだったり、
R&Bだったり)があった記憶があるんですが、この「親愛
なる君へ」は、"リスナーが望む&ファンが望むしばじゅん"
な感じのアルバムになっていると思います。じっくりと聴
かせるバラードシンガーの強みが存分に感じられるアルバ
ムになっているんじゃないでしょうか?1曲目が「カラフ
ル」
だった事(しばじゅんの曲の中ではかなりのアップテ
ンポな曲)が驚きといえば驚きですか。個人的に1番好き
な曲は「ふたり」



という曲です。私がシンガーを評価する時の一つの物差し
として"どれだけ少ない音色で曲を表現できるのか?"なんで
すが、この曲はピアノの音色だけでここまでじっくりと堪
能させてもらいました。いつまでも好きな人といる事を、
離れたくないという恋心を表現している様に思います。ラ
ブソングなんですけど、私には恋人ではなく夫婦の絵が浮
かんできたんですが。

アルバム全体を通して"聞けば聞く程味が出てくる感じ"に
仕上がっている感じになっている気がします。


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posted by cozey at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽(レビュー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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