2009年09月26日

「K-1WORLD GP 2009 FINAL IN SEOULーFINAL16ー」

「Kー1WORLD GP」を自身の引退と引き換えに出場権を
得た

      武蔵 vs ジェロム・レバンナ

の一戦。少なくとも私が見た中では武蔵選手のベストバウ
トなのではないかと。あそこまで相手の距離に入って打ち
合う武蔵選手を見たのは正直初めてかも!!バンナ選手も
武蔵選手もほとんどパンチだけの状態だったんですけど。
3Rでダウンをした後、武蔵選手はバンナ選手に対して「
来い」と言って、バンナ選手に打ち合いを申し入れている
様に見えたのが印象的でした。まるでバンナ選手に「俺の
首を切ってくれ」という風に見えたんですが。
試合が終わった後、お互い礼を尽くしバンナ選手が武蔵選
手のこれまでの健闘を讃えていた所がとても感動的でした。

いわゆる外国人選手に対格差で劣る武蔵選手が勝つために
編み出した、ディフェンスに重心を置いた"武蔵流"ですが。
正直今日みたいに、もっと相手を倒す意思を見せつつ、そ
ういう風な事をしていたらもっと評価が変わったとは思う
んですが。
佐竹選手がKー1離脱後、日本勢の主軸として頑張ってき
た事は凄い事だなと。本当にご苦労様でした。

今日の試合で印象的だったのは、

       京太郎 vs ルスラン・カラエフ

戦でした。前田慶次郎選手が改名して京太郎という名前に
なったそうで。正直カラエフ選手とあそこまで互角にやる
とは思わなかった!!カラエフ選手のパンチ・キックをあ
そこまでかわせるとは思わなかった・・・。ただ攻撃面に
関してはもっと畳み掛けても良かった。というよりかは、
チャンスの時にもっと行って欲しかった!!
これは澤屋敷選手にも言える事だと思うんですけど、「チー
ムドラゴン」の選手って、何か相手ありきな部分が非常に
感じるんですよね。相手と波長が合っていたら上手い事勝
つんでしょうけど。その一方で相手に合わせ過ぎている分、
いざ自分が有利な時に、勝負が出来ないのかな?という風
に感じてしまいました。
対格差で劣る日本人選手がKー1で勝ち上がっていくにはこ
れしかないのかもしれないんですが。

今日のKー1は、武蔵選手引退以外にもこういうテーマがあ
った気が?

       Kー1 vs バーリトゥード

これって、MAXだけじゃなかった(魔裟斗 vs 川尻戦見れ
なかった事を思い出してしまった・・・。)んですね。

  レミー・ボンヤスキー vs メルヴィン・マヌーフ

は、意外に試合がスウィングしていた事にびっくりしてし
まいました。あとマヌーフ選手はバーリトゥードの時みた
いに猪突猛進じゃなかった事にもちょっと驚いてしまった
んですが。個人的には延長R行くかな?と思っていたんです
が。もうちょっとだけこの試合は見たかったです。ただ、
対格差が顕著だったかな?プロレスでいう、ヘビー級 vs ジ
ュニアヘビー級の試合ぽかった。

そして

  アリスター・オーフレイム vs ピーター・アーツ

は、アリスター選手の完勝でした!!確か3月にレミー選
手とやった時も、最初レミー選手を圧倒していたんですが、
3Rでガス欠になってしまった印象があったので、今回はど
うかな?と思ったら、これ順当勝ちですね。2R中盤でアー
ツ選手が肩で呼吸をしだし、3R1分過ぎから明らかにアー
ツ選手がアリスター選手の攻撃を嫌がっている様に見えた
ので。「Dynamite!」でも、強さが印象に残っていたので、
台風の目になりそうな気がします。

あと注目なのはエロール・ジマーマン選手ですか。攻撃に
いくスピードは早いし、打たれ強いし!!今年も良い所(
去年はベスト4)までいきそうです。


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posted by cozey at 23:58| Comment(0) | TrackBack(1) | プロレス&格闘技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Tracked: 2009-09-27 11:18