DTM(デスクトップミュージック)の申し子の2ndアルバムです。
AYUSE KOZUE「Simply Good」
1stアルバム「A♥K」の方向性を深化させた感じの内容とで
も書けばいいのでしょうか?ポップスとクラブミュージック
を上手くキュートにまとめあげていると思いました。
実は、「MUSICA(ムジカ)」のレビューと「JAPANESE
BRACK STYLE」のパン助さんのレビューが真逆だったので
ちょっとドキドキしていたんですが。
ただ、このアルバムを聞き込むと、"もっと出来るだろ!!"
的な部分もあるのは事実なんですけどね。セルフプロデュー
スした作品(「ミッキーマウス・マーチ」「デリケートに好
きして」)は、もっと針を振り切った感じがするんですが、
それを堪能した後に、このアルバム・先行シングルを聞くと
"優等生な感じ"がしてしまうんですよね。メジャーレーベルに
属している以上、商業的にならざるをえない部分はあるとは
思うんですが?
あといわゆる"プロデューサー:AYUSE KOZUE"から見て、
"シンガー:AYUSE KOZUE"はどんな風に写っているのか知
ってみたいんですが!?いわゆるシンガーとしてのAYUSE
KOZUEって、私は結構クオリティーが高いと思うんですが?
もっとシンプルな音で、音数を減らした曲を聞きたいんです
けど。そういう意味では「When wish upon a star」が収録
されなかった事は非常に残念だなと。個人的にはピアノバラー
ドが非常に似合いそうな気がするんですが?
アルバムに収録されている曲の中で好きなのは、AYUSE KO
ZUEのラップとコーラス部分、そしてトラックのギター音が
タイトル通りな「ヤミツキ」恋をしている心情を描いている
「un-controllable〜いつでも君だけ〜」パーティーチューン
な「こよい君に恋をして」
聞き心地の良いアルバムだと思うし、前衛的な事もやってい
るとは思うんですけど、個人的にはもう少しアクセントとな
る、もしくはある意味異物感ある曲が欲しかった気がしまし
た。そう意味では、「When wish upon a star」が収録され
ていれば、個人的な評価としては上がっていた気が?
あと、自分自身の歌声をもっと評価しても良いと思いました。
(何か、素材の一部として扱っている感じが?本当に良い声
なのに・・・。)
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2009年12月10日
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