ここで2009年のベストアルバムランキング(2008年・
2007年・2006年)を発表したいと思います。
1位は安室奈美恵の「Past Future」(レビューはこちらから)
すっかりR&Bが似合うアーティストになりましたよね!!こ
こまで尖ったトラック・曲を聞かせてくれるR&BDIVAは誰か?
と自分の心に問いかけたら安室奈美恵の名前が出てくる事に
自分でもびっくりしているんですが。
それ以上にR&Bに大きく舵を切って移行、安室奈美恵のアル
バムに外れがない事にもとても驚いている訳なんですが。で、
よくよく考えたら「Queen of Hip-Pop」そして「PLAY」が
リリースされた年の1位はさっき挙げた2作なんですよね。
R&Bが似合う様になった以上に、リスナーの皆さんに"安室の
アルバム(シングル)なら、外れはない"という認識も植え付け
たんじゃないんですか!?まさか3作連続で1位に挙げてい
た自分にも驚きなんですけどね。
2位は柴田淳「ゴーストライナー」(レビューはこちらから
実はさっき書いた安室奈美恵とどっちを1位にするか?非常
に迷いました!!今作は"柴田淳、最高傑作!!"だと。正直に
書くんですが、しばじゅんのアルバムを最後まできちんと聞
いたのはこれが初めてと書いても過言ではないと。曲自体は
けして悪くはないんですよ。ただアルバム60分〜70分収
録されているんですが、これまでのアルバムは曲調に抑揚が
ないとでも書いた方が良いのでしょうか?なんか肩肘張って
聞いてしまうというか・・・。今作は良い意味でバラエティー
にとんだ内容になっているし、アルバムを1つの物語に例え
るとするなら、きちんと起伏にとんだ曲調になっているし!!
良い意味で肩の力を抜いた感じのアルバムになっていると。
あと、これはレビューでも書いたんですが「透明光速で会い
に行く」は名曲だと!!私はこういうのをキラーチューンだ
と思うんですけど。「王子様シリーズ」でしか見せなかった
しばじゅんのポップスセンスが炸裂しているし、この曲シン
グルカットして欲しい!!と思ってしまいました。
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ここでちょっと話しが変わるんですが「ゆういちの音楽研究
所」のしばじゅんの「ゴーストライター」のレビューで知っ
たんですが、「SaltishNight」で自信喪失してしまったみた
いで・・・。ストイックというか、良くも悪くも"歌手とは・
アーティストとはこうあるべき!!"というのを体現しようと
しているというか。この記事を読んだ時「みゅ〜じん」での
ガチガチだったしばじゅんを思い出してしまいました。
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このアルバムを聞き終わった時、"柴田淳、今が旬(ベタベタ
な韻の踏み方で申し訳ない・・・。)"だと。これからに非常
に期待だと!!
3位はDragon Ash「FREEDOM」
ラテンミュージックの力を借りて取り戻した、もしくは新た
に出て来た初期衝動・暴力衝動とでも書いたら良いのでしょ
うか?私はDragon Ashのアルバムの中でこれが1番好きかな?
"ラップをしているkj"が好きな方には非常に申し訳ないんです
が、私は"ギターをかき鳴らしながら衝動を叩き付ける降谷建
志"が好きなので。4月のワンマンライブを観に行った時、感
動しましたよ!!"こういう降谷建志を体感したかった"と。で
きれば3ピース時代にこの勇姿を見たかったと。
こういう降谷君をアルバム・ライブでずっと体感出来るのな
ら、たまにKjやってもかまわない(爆)かな?
降谷君にしか奏でる事が出来ない衝動をこれからも期待します!!
2009年に聞いたアルバムも、個人的に結構当たりが多か
ったので、そのアルバムもここで書く事に。
wyolica「Balcony」(レビューはこちらから)
チャットモンチー「告白」
原田知世「eyja」(レビューはこちらから)
石野田奈津代「60億の涙」(レビューはこちらから)
BENI「Better&Sweet」(レビューはこちらから)
EGO-WRAPPIN' AND THE GOSSIP OF JAXX
「EGO-WRAPPIN' AND THE GOSSIP OF JAXX」
COMA-CHI「LOVE ME PLEASE」(レビューはこちらから)
ピックアップとして2組を。
まずはwyolica「Balcony」を。
実は安室奈美恵・しばじゅんのアルバムを聞くまではこのア
ルバムが1位だったりします。
久々に活動を再開したんですが、いわゆる良い意味で"地味な
アルバム"だと。wyolicaらしい手触り感ある世界とでも書いた
方がいいのか。やっぱwyolicaって良いよな!!と改めて思わ
せてくれる内容だと思います。
個人的に一番好きなのは「in the rain」なんですが、この曲あ
んまり人気ないんですね・・・。個人的にはso-to特有の"腰に
くるR&B"がとてもツボなんですけど。
もう1つはCOMA-CHI「LOVE ME PLEASE」を。
こちらは初めて聞いたのはHMVの視聴機でだったんですが、最
初聞いた時はラップが女性特有のしなやかさを感じた事。これ
はクラブの現場が男社会という部分があるから仕方がないのか
もしれないんですが、他の女性のHIPHOP MC(REGGAE Dee
Jayにも言える事ですが)の声は、えらい男勝りという印象しか
残らないんですよ。まずそこが印象に残り、その後ライムフロ
ウがとても心地良い事&ラップが上手いなと。で、さらに聞き
込んでいくとラップよりも歌が上手い事に気づくんですよ!!
明らかに"物が違う"と。どうしてこんなに歌が(ラッパーなのに)
上手いのか!?と思ったら、どうやらこの曲を聞いた(リスナー
にDisされた事に対するアンサーですか?)
ら、どうやら元々はシンガーだったみたいで。この曲を聞く限
りではマイクロフォンにこだわっていくみたいなんですが、レ
コード会社的には、"シンガー:COMA-CHI"として売り出した
いだろうなと。これだけ歌が上手ければそういう戦略を立てら
れるのは仕方ないだろうなと。
降谷君に対しては"ラップよりも歌に"なんですが、COMA-CHI
に対しては逆なんですよね!!HIPHOPリスナーに"セルアウト
した"と言われない程度に歌の方も頑張って(本格的にやったら
そこら辺のR&BDIVAを普通に駆逐できそうな気がするのが怖い)
ほしいです。
そして今年は久しぶりにシングルの方も挙げようと。
1位:いきものがかり「じょいふる」
2位:樋口了一「手紙」
3位:BENI「Kiss Kiss Kiss」(レビューはこちらから)
1位のいきものがかり・2位の樋口了一がレビューをしていな
いみたいなので、簡単に。
まずはいきものがかり「じょいふる」を。
いきものがかり Ikimonogakari ♪ Joyful
アップロード者 TheTac07. - 音楽動画、アーティストのインタビュー、コンサートやその他色々。
この曲は文句なく今年の中で1番だったと。枠を突き破りまく
りなポップソングとでも書けばいいのでしょうか?そして私は
お茶の間視聴レベルでしかいきものがたりを聞いた事がないん
ですが、そんな私のイメージは"いきものがたり=バラードシン
ガー"な訳なんですが、この曲と「気まぐれロマンティック」
を聞いた限りでは、どう考えても適正はアップテンポだと思う
んですけどね。私のアンテナにひっかからないだけで結構シン
グルでもアップテンポの曲をリリースしているのかもしれない
んですが。
2位の樋口了一「手紙」は、
親→子へのメッセージを送っている感じというか、まるで語り
かける様な感じがとても印象的でした。まるで自分の最後はこ
うであって欲しいと願いを込めている感じがしました。
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