2006年03月23日

加藤いづみ「Memories of History」(Disc1)

12月の4大祭りと言えば、「PRIDE男祭り」「K1Dyna
mite!!」「猪木祭」そして、加藤いづみの草月祭り!!
2002年くらいから、毎年12月になると、東京の草月
ホールでワンマンライブが開催されます。その草月ホール
のライブDVDが発売される事に!!個人的には念願の加藤
いづみのライブDVD!!収録されるライブは、2005年
12月に行われたライブ、「"History" 〜とても長い夜〜」
このライブ、加藤いづみの集大成的、そして初のロングラ
イブ。という事で非常に見に行きたかったんですが・・・。
(1回も、見に行った事ないんですが・・・。ちなみに、
こちらにそのライブのセットリストが載っています。”ア
ルバムを見る”をクリックして、2005年12月を選択
して、水色ボタンの”アルバムを見る”をクリック。12
/13の日記にセットリストが載っています)

正直言ってこのライブ、キャッチコピーが加藤いづみの集
大成的ライブと言われていたから、ポップで甘い曲から、
(いわゆるGIRLPOPっと言われる曲から) 加藤いづみの
真骨頂、切ない曲まですべてを網羅した形の「Best of 加
藤いづみ」的な物になったライブだと思ったんですよ。(
少なくともセットリストを見た限りでは)だから、行きた
かった、もしくは見たかったと心底思った訳なんですが・
・・。

Disc1は、 ピアノの上田慎さんと、ベースの鹿島達也さ
んの2人編成でのライブ。言ってみればドラム抜きのジャ
ズトリオ(2人だからコンビか)なのかな?バンドメンバ
で驚いたのが、鹿島さんが加藤いづみのバックを務めた事。
私のイメージでは、鹿島さんって、 EGO RAPPIN'とか朝
日美穂と一緒にやっている。イメージがあったので。ちょ
っと意外でした。

1曲目の「新世界」は、上田さんのピアノだけで。
2曲目の「屋根の上で」えらいジャズな感じだなと。3曲
目「エトランゼ」4曲目「ドライヴ」所々ピアノのタッチ
がジャズコードになっている様な?今回のライブって、加
藤いづみの集大成的ライブじゃなかったんですね。200
4年、12月に行われた「Persona−ペルソナ−二色(ふ
たいろ)のizumi、悲しい歌がやさしく聴こえる」の様な
コンセプトライブだったんだと。(ちなみに去年のペルソ
ナライブは2日公演だったらしく、1日目はギターナイト。
2日目はピアノナイト。ちなみにピアノナイトのバックバ
ンドは、このライブのバックバンドも務めている上田さん
と鹿島さん。必然的に去年のピアノナイトもこんな感じだ
ったんだと。あと、”悲しい歌がやさしく聴こえる”とい
う部分。wyolicaのベストアルバムのキャッチフレーズだ
った記憶が?)ジャズな事がしたくてこういう風な形にな
っているのかな?と。で、よく考えてみれば意外と加藤い
づみって、ジャズテイストな曲多かったなと。そして、こ
んな事を言っては失礼なのかもしれないけど、いづみさん
とジャズって、意外と相性が良かったなと。
ジャズの色彩に身を包んだ加藤いづみ。その歌声はとても
豊潤でいて熟成された深みのある感じ。まるで年季がはい
ったワインの様。(飲んだ事ないけど[爆])
だから、この曲がセットリストに入ってきたんですね。加
藤いづみ作詞、曲としては最高傑作なんじゃないでしょう
か?「TRUE SONG」ジャズをキーワードにしたライブで
は、もっとも映える曲の1つではないでしょうか?ただこ
の曲、個人的には第2部の方でやった方が良かったのでは?
(ピアノトリオ+ストリングスで)
このDisc1で、 1番インパクトがあったのが「好きにな
って、よかった」ピアノの弾き語りで歌っているんですよ。
いづみさんが「好きになって、よかった」をピアノを弾き
ながら歌っている姿を初めて見たので、ちょっとびっくり
しました。あと、久しぶりに情感たっぷりの「好きになっ
て、よかった」を聞けたなと。私がライブで見た時(ライ
ブCDで聞いた時) の「好きになって、よかった」は、え
らいしっとりした感じで歌っていたので。
もう1つインパクトのあった曲は「もう少しお金持ちなら」
この曲も、ジャズをキーワードにしたライブだから、セッ
トリストに加わったんでしょうけど。もう1つインパクト
があった事、それは『加藤いづみって、”コール&レスポ
ンス”するんだ』って所。びっくりしました!!いづみさ
んもそういう事するんだと。

   (Disc2のレビューはいづれやります)
posted by cozey at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽(レビュー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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