2010年08月30日

OLIVE OIL×ILL-BOSSTINO×B.I.G.JOE「MISSION POSSIBLE」

札幌をレペゼンしているあの2人が!!

OLIVE OIL×ILL-BOSSTINO×
           B.I.G.JOE「MISSION POSSIBLE」

MISSION POSSIBLE

最初聞いた時、いわゆる夏特有の風物詩的(いわゆる戦後う
んねん的)な事をヒップホップサイドからの視点で描かれた
曲だと思っていたんですが、リリック(歌詞)を読むと、ど
うやら、基地問題で揺れる沖縄に対して・それに対する民主
党前政権に対するDisですか。
まさか"日本の北のHiphop"な2人が、南の事についてえぐり
だす事をやってくるとは思いませんでした。フォークソング
ならいわゆる一つの"反戦歌"的な物になってくると思うんです
が、この曲はいわゆる"REBEL MUSIC(反抗の音楽)"になっ
ていると思います。フォークソングな"反戦歌"だったら、「
争いをなくして、世界を平和に」というイメージが非常に強
いんですが、この曲はREBELなリリックなんですが、ラスト
のフック(普通の曲でいうサビ)の部分で、"今ある現実を受
け止めて、じゃ〜何が出来るか!?
"と問いかけられている気
がします。基地移転反対と唱えるのは簡単だけど、それだけ
では前に進めないのではないか?的な。個人的には1番のBO
SS
のリリックの「官房長官の外交カードはジョーカー」は非
常に深いと思ってしまいました。あと曲終盤の三線の音色が
非常に切ない・・・。

個人的には、この曲はヒップホップだからこそ表現が出来る
曲だと思ったのと同時に、これZEEBRA・K DUB SHINE・
DJ OASIS
の某ユニットがこの題材を扱ったらどんな曲が出
来るのかな?とも思ってしまいました。(こういう時にこそ、
例のユニットを復活させた方が面白いと思ったのは私だけ?)
あと、THA BLUE HEABの曲は説教くさいという感想をよ
く聞くのですが、この曲を聞いてそれを初めて実感してしま
いました。



          −追記−

この曲の存在を知ったのはタワーレコードでCDを購入しにい
った時だったんですが、ヒップホップコーナーで視聴した時、
あの2人がコラボする事に驚愕してしまいましたよ!!確か
あの2人はbeef(揉め事・争い事)をしていた(確かB.I.G.
JOE
ILL BOSSTINOに仕掛けた記憶が?)んですが、ど
うやら和解した様で。昔から日本の北のHipHopを愛聴して
いた方には朗報だったのではと。



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posted by cozey at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽(レビュー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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