インディーズ転向後初となるフルアルバムです。
wyolica「Castle of wind」
このアルバムを聞いて1番印象に残ったのはso-toのメロディー
メーカーとしての幅が広くなったでしょうか?前作となるミ
ニアルバム「Balcony」からもしかしたら薄々と気づいては
いたのかもしれないんですが。
もっと分かりやすく書くとするならば、メロディーに突き抜
け感を感じる様になったと書いた方が正しいのかな?
ミディアム〜スローナンバーでは特に何も感じないんですが、
アップテンポのナンバーになるとso-toの書くメロディーライ
ンがもったりというか突き抜け感が全然ないんですが、今回
は良い意味で枠を突き破るかの様な(アレンジの力の部分も
あるんでしょうけど)メロディーだった事に驚きでした。
あとは成熟さとでも言えばいいんでしょうか?azumiの歌声に
しても、so-toの奏でるアコースティックギターの音色にして
もぐっと深みが増した様な印象を受けました。
個人的に好きな曲は好きな人に対して想いを募らせる「月夜
に咲いた恋」so-toの手癖がよくでた腰に来るR&Bチューン
「TRUNK」そして「青い月」を彷彿とさせる様な感じの軽
快なボサノバ調の「微笑みのサルサ」
さっきも書いた様に成熟というかアーティストとして円熟味
を感じさせるアルバムに仕上がっていると思います。個人的
にはこれからの季節→冬にかけて非常にお世話になるアルバ
ムになってくると。少し苦言を書くとするならば「逢いたい
から」がFolky Soul ver.の方が淡い感じが良く出ていたと思
う所かな。
最後にazumiと椎名純平(久しぶりに名前を聞いた)との歌声
が意外に良く合っていた事にびっくり(最初このクレジット
を見た時"えっ"と思ってしまったので)してしまいました。
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2010年10月18日
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