「MINAMI WHEEL 2011」（Part.8）

関西が誇る秋フェス（勝手に書いているだけなんですが）「
MINAMI WHEEL」２日目は

　　　　　　　　　アリル＠OSAKA RUIDO
　　　　　　佐伯ユウスケ＠OSAKA MUSE
　　　　　　　　沢井美空＠OSAKA MUSE
　　　　　　　　指田郁也＠Music Club JANUS
　　　　　　　　　Azumi＠Music Club JANUS
　　　　　　　多和田えみ＠Music Club JANUS
　　　　　　　志摩参兄弟＠unagidani sunsui
　　　　　黒猫チェルシー＠BIG CAT

を観に行きました。
この日印象に残ったのは佐伯ユウスケでした。ライブを観てい
て才気溢れるというか。あれでメジャーデビューできないんだ
なと。歌はとても上手かったし、サンプラーを駆使してのライ
ブパフォーマンスは見事だと思いました！！

指田郁也の歌声もとても良かったです！！はっきり言って途中
で夢の国（爆）に行きそうになってしまった。なんとなくだけ
ど山下達郎を彷彿とさせる感じだなと思ったら、「さよなら夏
の日」をカバーした事にちょっとびっくりでした。

今年の「MINAMI WHEEL」私のお目当てはwyolicaのazumiだ
ったんですが、とても楽しそうにライブをしていました。so-to
のお守りをしなくてもいいから（爆）と思うんですが。まさか
のwyolicaのセルフカバーをやってきた事にもびっくりしたん
ですが、今日のazumiの衣装が白のファー？みたいな物だった
からか、azumiが天使に見えてしまった。

志摩参兄弟もとても良かった！！和楽器＋ヒップホップってど
んな感じなんだろう？と思ったんですが、いわゆる和のリズム
に乗せてのライミングって意外と合うんだなと。新たなる発見
でした。

最後に１年ぶりとなる沢井美空。まず歌声が変わりました！！
前はさらっとした歌い方だったのが、良い意味で情念を感じる
様な歌い方になった事で同じ歌詞世界でも世界が変わった様に
思いました。それが１番顕著だったのは「あの子のキミ」だっ
たんですが、１年前は終わった恋愛感情を描く様な歌詞世界の
様に感じたのが、今日の様な歌い方だと"あの男子が好きなのに、
彼女がいるから手が出せない"みたいな感じに思いました。
そしてライブで披露したのが初だった１１／１６にリリースさ
れる「なきむし。」聞いた感想はというと、良く書けば"非常に
整った歌詞"悪く書けば"沢井美空の個性がまったく感じられな
い歌詞"という印象を受けました。「あたし、今日、失恋しまし
た」のレビューでも書いたんですが、"プロモーションするのが
非常に難しいアーティスト"という認識があるんですが、この曲
アニメのタイアップ曲というのもあるのかもしれないんですが、
アニメの世界観に合う曲 or スタッフ＆プロデューサーサイドか
ら何回も歌詞に対する駄目だしをされたんだろうなという想像
を思わずしてしまったんですが、曲を聞きながら。この「なき
むし。」は、まさかの勝負曲になってしまった印象があるんで
すが。この曲でオリコン１５位 or テレビの音楽（ゴールデンの）
番組に出演させる所まで行かなければ、"１人の才能溢れるアー
ティスト"を大人達が潰してしまったという形になってしまいそ
うな気がしてならないんですが。スタッフサイドにとってもい
ろんな意味で勝負曲になってしまったなと。