をかける少女"こと原田知世のインストアライブからでした。
ライブを観た感想は、これは11/28にリリースされた
5年ぶりのアルバム「music&me」でも思った事なんだけ
ど、色で例えるならば"色あせたセピア色"という印象を受け
ました。そして歌声に円熟味を感じた所も。そしてですね、
歌声がトーレヨハンソンプロデュース時代を彷彿とさせる
様な低音でハスキーボイスな感じに聞こえました。原田知
世のライブは、2/2に「なんばHatch」で行われるので、
これはある意味プロローグかなと。(前のアルバムの「My
Pieces」に収録されている曲もやってほしいです。特に「
LOVE-HOLIC」「Sigh of Snow」「恋の法則」「Angels
song」)
それにしても、インストアライブでもアンコールってある
んですね。びっくりしました!!まさかそれに応えるとも
思っていなかったし。
そして、夜の方はこちらのライブを観てきました。
感想を一言で申すならば、"いろんな物をぶっちゃけたな"
と。本人いわく「新年初めのライブだから、真面目にやっ
た」みたいなんですが、正直言って"現在(進行形)の石
野田奈津代"を表現したのではなく、"今まで歩んできた石
野田奈津代(いしのだなつよ・kicca)"を表現した様に思
いました。ある意味"自分史"をこのライブで表現したのか
と思ってしまうくらい。その結果、今日のライブえらいヒ
リヒリ感漂う非常に緊迫した空気が流れていた感じがしま
した。で、なつのライブを観ている時、こんな事を思って
しまいました。"そんなライブ1回体験した事がある"と。
いつだったっけ?と頑張って思い出したらTHA BLUE HE
RBのライブを思い起こしてしまいました。
まさかですね、路上系出身のアーティストとアンダーグラ
ウンドヒップホップの雄が線で結んでしまうなんて、自分
でもどうかしていると思ったんですが、なつにしてもILL-
BOSSTINOにしても、歌う(吐き出す)言葉に魂を込めて
いる様に思うんです。(実は今日のMCで、なつは「わたし
のうた」を聞く事によって、少しでも人生が楽しくなれば。
みたいな事を言っていたんですが、ILL-BOSSTINOも、俺
の言葉で皆の人生に影響を与えていきたい。みたいな事を
ライブで言っていた記憶が。ちなみにですね、今日のライ
ブを観ていると、ZEEBRAの名曲「Street Dreams」を思
い出してしまいました。(この曲はZEEBRAの過去・現在・
これからに対する決意を述べているんですが、個人的には
この曲は、これからヒップホップをやる人達にとっては、
教科書といっても過言ではない曲だと思うんですが)
話しが逸れてしまったんですが・・・。果たして今日のラ
イブで魅せた石野田奈津代の自分史という名のライブアク
ト。これは"これからステップアップするために今までをさ
らけだす事が必要"だったのか、もしくは"なつのバロメー
ターが再び下降線を描いているのか?"どっちかだと思いま
す。今日のなつのライブは"わたしのうた"を聞いてほしい。
ではなく、"わたしのうた"をオーディエンスに投げつけた
感じがしました。
最後にですね、3/5にリリースされる「春空ーハルソラー」
の感想を。なつにしてはえらい情緒的な歌詞だなと。なつ
の歌詞は基本的にど真ん中の直球勝負な印象があるので、
個人的にはとても意外だったし、なつってこういう大人な
歌詞も書ける(様に)んだと思いました。あと、この曲は
キーボードでの弾き語りだったんですが、弾き語っている
時のなつの表情が、とても大人な女性シンガーソングライ
ターな印象を持ちました。(なつはもう大人なんですけど
ね[爆])
わたしのうた 販売元 : Amazon.co.jp 音楽 価格 : ¥ | |
music & me 販売元 : Amazon.co.jp 音楽 価格 : ¥ | |
ブログランキングに参加しています。
宜しければクリックお願いします。